編集者の一言

複雑な思いの「死刑」判決

 パソコンでニュース画面を開いた時「やまゆり園判決」と同時に「横浜地裁」という文字が目に付いた。「やはり死刑か」という言葉が先ず頭に浮かんだ。

 不思議に怒りより脱力感で頭一杯になった。「死刑」はやはりといった感じがして仕方がない。事件の規模や社会的影響を考えると予想通りの判決だった。しかし三審制を考えると地裁で「死刑」になっても高裁・最高裁と刑が代わる可能性があり、判決は確定ではなく減刑も予想された。

 今回自身の意思で控訴は取り下げられ刑は確定のようだが、執行までに年単位の期間がかかり、執行後も複雑な記憶になる事だろう。「社会には障害者をこう考えている人もいるのだ」という事を改めて知る機会にもなった事件だった。

 障害者やそれを取り巻く社会を考え直す機会にもなった。